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いつも お店の日本酒呑みくらべSetで お世話になっております
八海山
その美味しい日本酒を造られております
新潟 魚沼市 清酒「八海山」の蔵元に蔵見学 行って来ました
魚沼の里
二万四千坪の敷地内に
3階建ての外観
日本酒蔵とは思えないほどの 斬新な建物
第二浩和蔵です
こちらの蔵ではレギュラ-酒(普通酒、本醸造酒)のみ
製造されてます
八海醸造でつくられるお酒は、普通酒でさえ60%の精米歩合です。
これは国税庁の基準によれば精米歩合では吟醸酒ということができます。
「高品質」な普通酒でございます
杉板材の麹室床室
「高品質な酒づくり」のこだわりとして、八海醸造では全てのお酒で麹を手づくりされております
機械が人間と同等以上にできる作業は機械化し、人間の手作業が必要と思われる部分は手作業で行っておられ、麹造りは後者ということです。
3トン仕込み用のタンクが機能的に配置されております
八海醸造で麹を手造りする際の仕込みの大きさは最大白米3トンです。発酵をコントロールするためには3トンが限界と考え、仕込みの大きさ・手造りにこだわっておられます。
またもろみ管理も長期低温発酵を行っており、大吟醸酒の造りを応用されておられます。
濾過、貯蔵タンク
分析検査室
お酒を搾る道具 『ヤブタ』
このような近代的な設備で
八海醸造さん全体で年間 3万石=1升瓶300万本!!もの日本酒を生産されておられる
大きな大きな酒蔵さんですが
『日本酒造りへのこだわりの逸話』をお話いただきました。
八海醸造さん 酒蔵さんなのに
八海山 最高峰の大吟醸・・・そして非売品!
その名も
「八海山・特選大吟醸酒」というお酒でございます
八海醸造さんの”杜氏以下蔵人全員が一丸となり、この「特別な酒」づくりに取り組まれます。
すべての作業を昔ながらの手づくりで、寝食を忘れ、一心不乱に酒を醸されます。
この売らないお酒=「八海山・特選大吟醸酒」をつくり続ける目的は、
①酒づくりの技術の維持・確認・伝承のためというのが、ひとつ。
つまり、もっとも繊細かつ、最高レベルのモチベーションを傾けてつくる
「八海山の最高ブランド」の醸造には、八海醸造の酒づくりのすべてが
凝縮されており、これに蔵人全員が参加することで、酒づくりの技法を
確認、伝承する意味があるワケです。
さらに、
②プレミアム・スタンダードとしての位置づけという目的もございます。
これは、この「特選大吟醸」を至高の製品として、これ以外の商品を
すべて、この「特選大吟醸」に少しでも近づけるよう研鑽を重ねる、
という意味です。
最高の原料を使い、惜しげもなく手間とヒマをかけ、繊細にていねいに
つくり上げる八海山の芸術作品です。
どれだけ大きな規模になろうと毎年続けられているこの取り組み
脱帽でございます。
美味しいわけです
八海山
つづく